押さえておくべきポイントをきちんと押さえた上でリフォームを行うことで、費用に見合った効果が発揮されます。
以下に、数多くの空室対策アドバイスを行ってきたALPHANが考える『入居者様が気にするポイント』をまとめましたので、リフォームを検討中のオーナー様は是非参考になさってください。
フローリングは、誰もが最初にキズ等を確認する部分です。
なぜなら、素人でも見た目にすぐわかり、住む上でずっと目に入る部分だからです。
どんな新しい設備を導入したとしても、フローリングがボロボロでは入居者は望めないかもしれません。
キッチンも定番のリフォームポイントになります。
コンロの口数、シンクの大きさ、ガスかIHかなど、衣食住のうち「食」に関わるキッチンは、人によっては他のどの設備よりも重要視するポイントとなります。
特に、ファミリー向けの部屋でキッチンの設備が弱いことは、大きな問題です。
トイレが新しいというのは、お部屋の印象を非常に良くします。
バスルームと別であればそれでいい、という方もいらっしゃいますが、毎日必ず利用するものとして、重要なポイントと考える方もまた、 非常に多くなっています。
近年は特にウォシュレットの人気があるため、ウォシュレット無しのトイレというだけでも敬遠される場合があります。
ファミリーや女性向け住宅では、バスルームはかなり重要な部分となります。
1日の疲れを癒す、家族のだんらんを繋ぐ…そんな役目がバスルームにはあります。
きれいで多機能なバスルームは、それだけでも入居する理由になりうるほど、魅力的なものです。
リフォーム費用というのは実態が見えにくいものですし、おまけに細かい部分を追求すると際限がありません。 アパート・マンションを経営するオーナー様としては、リフォームは投資であると言えます。
過ぎたリフォームは赤字になってしまいますが、しかし、そもそも人が入らないまま空室を放って置いた場合の機会損失も、金額に換算すると大問題です。
もちろん、リフォーム費用を手早く家賃で回収できるのが理想の形ですが、極端な話、空室が一つもなければ、ほとんどの場合いつかはリフォーム費用を回収する事ができます。
リフォームを行わずに、いつ入るか分からない入居者に希望を持って待つよりは、積極的に入居者が入りやすい環境を整えるのが、本当の意味での安定経営につながります。
120万円もの収入機会の損失が発生します。
例えば、その部屋に120万円のリフォームを行って入居者が決まったらどうでしょうか。
2年間住んでもらえば、最低でも2年間空室だった状態と同じになる上、設備は新しい物に変わっていますから、まだまだ古い設備の部屋よりは入居者の入る可能性も高いはずです。
また、何年もの間放っておいた古い部屋をいきなり全面的にリフォームしようと思っても、そのような費用がすぐに出せる方はなかなかいらっしゃいません。